高濱邦晃選手、アイアンマン70.3セントレア常滑ジャパン

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天候は晴れ、気温も9月にしては高くなり前日まで強く吹いていた風もおさまっていました。
朝7時30分、5分毎にスタートするウェーブスタート方式の第一ウェーブでスタートしました。スイムは第一集団で上がろうと思いましたが、私のスタートした位置よりも左側から数名の選手が抜いていきます。その集団の乗っていこうかと思いましたが横の外国人選手が私のほうへ寄って来てなかなか右に寄っていけません。仕方がないので、いったん下がり横の選手の腰あたりを乗り越えていきました。大きな三角形を泳ぐコースで潮の流れが速いためコースロープがひけず、大きなブイが3つしかありませんでした。第1ブイをターンする時までに4位まで上がりましたが、前三人との差はあいており詰めることができませんでした。第2ブイをまわる頃には後方とも離れてしまい単独で泳ぎ、第一集団の3人から約45秒遅れの4位でバイクへと向かいました。
 今回のバイクコースの特徴は走りはじめ10kmくらいは路面が悪い上にコーナーが多く、さらに給水ポイントが二箇所しかなく、それもいったん止まってからボトルに入れ替えて走り出さなければならないという事前情報でした。私は時間のロスを少なくしようと思いバイクに付けたボトル2本で90kmを乗り切ろうと思っていました。走りはじめてすぐに路面の悪い区間で外国人選手2人、日本人選手1人に抜かれ、さらに50kmあたりでさらに2人の選手に抜かれましたが思ったようなペースで走っており落ち着いていました。しかし60kmくらいで、持っていた補給食の固形物も体が受け付けなくなり集中力も少しずつなくなっていきました。前の選手が視界から見えなくなり75kmくらいでさらに2人の選手に抜かれ、この時点で10位あたり。76km地点で最後の給水ポイントでしたが予定通り給水しませんでしたが、後で後悔しました。バイク終盤は脱水を感じ全く集中して走れませんでした。90kmを走りバイクを置きランニングへ向かいました。
 バイクを置きランシューズを履いた瞬間にランに迎える喜びと、スタートしてすぐの給水ポイントで水分を取ることができた安堵感で再びレースに集中できました。はじめの1kmが3分半だったのでこのペースで押していこうと思いました。6kmほど走ると明らかにペースの落ちている選手を数名抜き7位まで上がり、10km過ぎたあたりでさらに6位に上がりました。その後は私自身のペースを維持するのも難しいこともあり前を走る選手を確認することができませんでした。ラスト4kmでゴールである中部国際空港へ向かう有料道路の橋の長い直線で5位の選手が確認でき、再びペースが上がったような気がします。抜くとすぐ前に4位の選手がいましたが、後ろを振り返り私に気付くとペースをあげたので差を詰めることができずそのままゴールしました。ゴール後、前を走っていた2位の選手が途中で倒れリタイアしていたので順位が一つ上がって最終は4位でした。

 日本で初めてのハーフアイアンマンの開催、そして空港をレースで使用するという記念すべき第一回大会でした。私自身今年に入り一度もロングのレースに参加しておらず練習もショートを意識したものだったのでどこまで実力が通用するか未知数ではありましたが、資格があったのでプロカテゴリーで出場しました。ベースの力を計るには良い機会だったと思いました。結果はバイクで少し失敗もありましたがランニングはしっかり走れランラップもとることができました。ロングのレースでは自分に集中する時間が絶対的に長く、特に今回のような気温の高いレースになると諦めずに我慢すると結果もそうですが得るものは多いと思います。精神的、肉体的なタフさは今回鍛えられたと思います。
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by cycle-sports | 2010-09-24 16:11 | レース情報  

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