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高濱邦晃選手 ロングディスタンス トライアスロン世界選手権ベルフォール レポート

6月1日(土)にフランス ベルフォートで開催されました「ITU ロングディスタンス トライアスロン ベルフォール大会」に、FOCUS IZALCO CHRONO に乗る高濱邦晃選手(チームフォーカス・門司地産)が出場しました。日本人トップとなる14位、また、3人の合計タイムで順位を決める国別団体では見事2位を獲得しました。
以下、高濱選手のレポートをお届け致します。
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ITUロングディスタンストライアスロン世界選手権 ベルフォール大会

選手:高濱邦晃
場所:France Belfort
日時:6月1日
天候:雨/曇り
結果:4時間35分03秒  14位 
   団体 日本チーム  2位(高濱邦晃、益田大貴、河原勇人)
距離:スイム中止、第1ラン9.5㎞ バイク87㎞(1周回) ラン20㎞(2周回)

レポート
私自身初めてのロングディスタンス世界選手権。事前情報によると現地フランスは異常気象で、気温も冬並に低いという事でした。

第1ラン(9.5㎞)
水温、気温共に低く、スイム自体、また低体温の状態で上がってからのバイクが危険だという事で、スイムが中止になり第1ラン9.5㎞に変更されました。コースはほとんど舗装されていない道を走るクロスカントリーコースに似ていました。
8時15分、男子エリートがスタート。直後は全体的に抑え気味なペースで始まりました。3㎞を過ぎると少しずつペースが上がっていき、次第に集団から遅れる選手も出てきました。しかし、私はタフなバイクコースに温存するという考えはなく、先頭に付いていきました。ランニング終了時、4位で第1ランをフィニッシュ。
ラックにかけてあるバイクウェア、ヘルメットをいれた袋をとり、トランジットへ。

バイク(87㎞)
 今回の異常気象で路面が悪くなり、コーナーの多い市街地を走るコースが省略され、110kmから87㎞に変更されました。
 第1ランで追い込んだ為か、寒さは気になりませんでしたが、山岳に入る前に覚悟はしていましたが、抜く選手よりも、抜かれる選手の方が多く、順位をかなり落としてしまいました。
 古い町並み、石畳を抜け、いよいよ15㎞以上続く登りに差し掛かりました。登っていると途中に、目標となりそうな選手を見つけ、そこから同じようなペースで走り、順位も著しく落とすことなく16位でバイクフィニッシュ。

第2ラン(20㎞)
 バイクを降りたときに足をつってしまい、抑え気味でランニングスタート。トップは確認できないくらいの状況でしたが、ペースを維持すること、少しでも順位を上げることを意識し走り続けました。3㎞で一人抜き15位に。12km辺りで更に一人抜き14位に上げることができました。残り2㎞で13位の選手を発見し、差を詰めましたが、抜くことができず、そのまま14位でゴール。
 
日本チームは、3人の合計タイムで順位を決める団体で、2位になることができました。個人、団体ともに納得いくレースができました。
高濱邦晃選手 ロングディスタンス トライアスロン世界選手権ベルフォール レポート_c0208048_1059674.jpg

by cycle-sports | 2013-06-14 11:00 | レース情報  

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