日本食研 愛南町いやしの郷トライアスロン大会 アベック優勝!

6月4日(土)に愛媛県愛南町にて行われた「第5回愛南町いやしの郷トライアスロン大会」に日本食研トライアスロン部から平松選手、小林選手、田中選手の3名が出場致しました。
平松選手、田中選手が男女各総合でアベック優勝、小林選手が男子総合2位となりました。
今大会は、今年度からトライアスロン競技が正式種目となる国民体育大会(岩手国体)の選考レースを兼ねており、今回の結果から、3選手全員が愛媛県代表選手に内定致しました。
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以下、優勝した平松選手、2位小林選手、初レース初優勝の田中選手(女子)、のレポートをお届けします。

平松 幸紘
<レース使用機材>
バイク…FOCUS「IZALCO MAX」
今シーズンの初戦となった今大会は、国体の愛媛県代表選考会でもあった為、2位以内に入る必要がありました。今年は目標を優勝ではなく、代表権を獲得する事にして、気負わず臨めたのが良かったのか、優勝という最良の結果を残す事が出来ました。
 今年も昨年と同様に、この大会直前まで高知県須崎市で短期間の合宿を行わせて頂きましたが、昨年の失敗を繰り返さないよう、自分なりにメリハリをつけて練習を消化する事にしました。それでも、レース前日の最終調整練習では、特にバイクとランの状態が酷かったので、過去に何度か成功している「動くのは短時間、ストレッチを長時間」という方法に切り替えて仕上げました。
 レース当日、まずスイムは、先頭についていけるところまではついていき、脚の力を使わないとついていけない状態になったところからはマイペースで泳ぎました。スイムは先頭から約30秒差と、ほぼ予想通りのタイム差だったので、落ち着いてバイクへと移りました。
 バイクは序盤から一気に差を詰める様な事はせず、上りは少し余力を残した状態でペースを刻みました。下りは雨の為にある程度速度は抑えなければなりませんでしたが、先頭の小林選手とのスピード差が一番出るところだったので、減速を最小限にして走る事に専念しました。中盤で追い着いてからも、ランの事を考えて追い込み過ぎないようなペースで走り続けました。
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 ランスタート時に、小林選手との差が1分も無い事は分かっていたので、「追い着かれてから、数キロは並走出来るぐらいの余力は残しながら走ろう」と、決めて走り出しました。脚は、このランの為にスイム・バイクとずっと溜めていたので、勾配のキツイ上りも思ったより動いていました。そして、予想とは裏腹に小林選手が得意のランで失速するというまさかの展開になり、そのままトップでフィニッシュする事になりました。
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 今回は、様々な要素が自分にとって良い方向に傾いた事による結果でしたが、調整のやり方が成功した事は一番の収穫でした。そして、事前にミスする可能性を感じたのでトランジションエリア内でのバイクの位置を確認したはずなのに、本番では見失って数秒ロスをするという反省点もありました。今月末のレースからが本番の為、今回の経験を活かせるよう引き続き努力致しますので、今後ともご支援の程、宜しくお願い致します。

田中 麻優
<レース使用機材>
バイク…FOCUS「CAYO」
今回の愛南大会は私にとって初めてのレースであり、国体予選にもなっており、初めての51.5キロで正直完走できるか不安なところはありましたが、優勝することができ嬉しかったです。
 初めての会場でしたが地元に近く、緊張することなくレースに臨むことができました。また、当日の天候は雨となりましたが、無事に終えることができ良かったです。
 スイムでは第3ウェーブだった為、前にいる大集団を追いかけるスタートとなりました。今回30名程度の集団に向かって泳ぎ、自分の位置はどの辺りになるのか、大集団の中でもスペースが空いているところ探しながら泳ぐなど、いつも以上に考えを巡らせスムーズな泳ぎにつなげられるように意識しました。普段の練習では焦ってしまい、周りが見えなくなるときがあった為、レース本番でこの部分を意識できたところは今回のレースの中で大きかったと思います。トランジットではヘルメットのストラップをスムーズにつけることができ、流れを止めずにバイクへ移れました。
 バイクでは普段の練習で雨の中を走行することが少なく、スピードを上げての走行は少し怖いところがありました。バイクコースはアップ、ダウンの激しいコースでしたが、下り坂はテクニックもいるところがあり試走とは違い、とても難しかったです。今回のバイクでの課題は下り坂からの上りでのギアチェンジ、下り坂でのポジション、下りと上りのメリハリなど多くありましたが、4周回の中で全体を通してできたと思います。また、初めての実戦でのバイク使用感としましては、安定感があって恐怖心も周回を重ねるごとに消えて行きました。
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ランでは初めて10キロという距離を走ることができました。3種目の中で一番の課題はランということもあり、このレースの中で一番不安なところでした。
また、前半にある急な上り坂では1周目よりも2周目と周回を重ねるごとに心が折れそうになりましたが、我慢して優勝するという強い気持ちがあったので、最後まで踏ん張れたのだと思います。もっと上り坂、下り坂、平地での重心の使い方など使い分けできるようになり、よりスムーズな走りができるように今後はしていきたいです。そして、ランのところで補食を取りながら走るということをしましたが、バイクでもできるように練習したいと思います。
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 次のレースは、初エリートレースとなる日本スプリントトライアスロン選手権です。今回の経験を活かして今後も頑張っていきますので、今後ともご支援の程、宜しくお願い致します。

小林 大哲
<レース使用機材>
バイク…FOCUS「IZALCO MAX」
 今回は岩手国体の選考も兼ねたレースでした。目標は優勝でしたが、結果は2位でした。須崎合宿で思うように状態が上がらないまま臨んでしまったことが結果につながったと思います。
 スイムは前半から後続を突き放すため積極的に攻めました。前回大会は私よりもスイムが速い石塚さんが出場されていたため、石塚さんを目標に泳ぐことができましたが、今回は私主動で展開することになりました。しかし、今回最大のライバルである平松さんとスタート直後から頻繁に接触し、1往復目の第1ブイまでぴったりと横につかれてしまいました。その後もプッシュを強くしたりストロークの回転数を上げたりしましたが、思うようにスピードが出ず1周目からかなり苦しい状況でした。2周目もとにかく差を広げるため、キックも多用しましたが大きなアドバンテージを生み出すまでには至らず、結局前回大会よりもタイムを落とし、差も思ったより開きませんでした。
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 バイクは前半が登りしかないコースで、飛ばし過ぎれば後半一気に失速するのは予測できたので、自分のペースを守って最後まで押し切ることを考えていました。序盤は呼吸やリズムが整わず苦しい状態でしたが、落ち着いて下りを迎えるまで我慢し、そこから整えていきました。2周目は余裕を持ったペースで登ることができ、苦しくなると出る無駄な動きも抑えることができました。3周目で平松さんに追いつかれましたが想定よりも長く逃げることができ、ここからは見える位置で何とか粘っていく作戦に切り替えました。しかし3周目はまだ追い上げられる位置で我慢できましたが、4周目の下りに入った時には全く見えない位置まで逃げられてしまい、焦りが出てそれまでキープしていたリズムも乱れ、無駄な力を使ってペダリングをしてしまいました。
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 ランはスタート時に約50秒の差だったので、1周目で差を大きく縮めて2周目の早い段階で追いつこうと序盤からペースを上げました。しかし、1周目からペースが上がらず呼吸もうまく入ってこない状態で無理矢理差を詰めようとしたため一気に力を使い、2周目の時点で足が止まってしまいました。そこから差が詰まるどころかじわじわと差をつけられ、3周目はランニングフォームを維持することすらできなくなり、完全に自分の走りを見失いました。ゴールスプリントも全く発動せず、得意のランを活かすことなく終わりました。
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 ここ最近の低調さから完全に焦っていました。今回はそれがすべての種目に悪影響を及ぼし、1年間経験を積んでおきながら各種目で前回大会のタイムを下回る状態でした。自分自身の状態を把握できず、勝つことに固執し過ぎてパフォーマンスを発揮できなかったことが全てです。
 次のアジアカップ蒲郡までには原因の究明と解決をし、今度こそ目標を達成できるように最大限努力致します。
 一年間経験を積んできたにもかかわらず、前回大会よりも遅いタイムということで非常に悔しいですが、真摯に受け止め今後の糧にして参ります。
 今後ともご支援のほど何卒、宜しく御願致します。
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by cycle-sports | 2016-06-09 16:12 | イベント・大会情報  

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