日本食研 佐藤選手 ITUアジアカップ村上大会 優勝!!
佐藤選手が国内のコンチネンタルカップでは9年ぶりに見事優勝を飾りました。石塚選手は6位、平松選手は37位という結果でした。

以下、佐藤選手のレポートです。
日 時 2012年9月16日(日)9:20スタート
場 所 新潟県村上市
(スイム:1,500M×1周回、バイク40km×1周回、ラン6km+2km×2周回)
目 標 優勝
結 果 優勝 1:49:14
使用機材
バイク: コラテック R.T. カーボンWHITE/RED
ホイール: HED.STINGER4
タイヤ: Vittoria CORSA EVO SC
ウェア: 2XU FUSION TRISUIT
ヘルメット: KABUTO REDIMOS オリジナルチームカラー
ボトルゲージ: KABUTO RC11 グラフィック
サングラス: adidas evil eye halfrim pro S ネオンブルー
レンズ: adidas LSTポラライズド
いつもご支援を頂き誠にありがとうございます。今大会は今季のアジアカップ3戦目となりました。国際ランキングではコンチネンタルカップ(アジアカップ、ヨーロッパカップなど)は3戦のポイントが加算されますので、優勝してITUポイントを200p獲得する事を目標に致しました。
今回のレースは、水中にクラゲが大量に発生し、バイクでは往路20kmが向かい風でラン競技中の気温が33℃にも達するといった大変過酷な環境下でのレースとなりました。
前日の試泳ではウェットスーツを着用して対処しましたが、当日はウェットスーツの着用が不可でしたので、ウォーミングアップがまともにできない状態でした。
スタートポジションは有力選手が集まる両サイドを避けて真ん中を位置取りました。案の定、周りには有力選手がほとんど集まらなかったので、抜け出すイメージを強く持ってスタート致しました。最初、直ぐには抜け出す事ができませんでしたが、周りに左右されずに自分の泳ぎに徹する事で抜け出す事ができ、100~150M程で先頭が見える位置に上がる事ができました。前に数名選手が見えましたが、差を詰める事ができずに先頭から19秒差前選手とは5秒差の6位でスイムをフィニッシュしました。
バイクでは序盤で6人の第1集団を形成して逃げようと試みましたが、15km付近で追いつかれてしまいました。24名の大集団になり、途中何度か動きがありましたが、そのままの大集団でランに移りました。
ランに入り、オーストラリアのティム選手が勢いよく飛び出しますが、日差しが強く厳しい暑さでのレースでしたのでペースダウンすると判断して自分のペースを守りました。同じくオーストラリアのエバンス選手と並走しながらティム選手を抜き、3km付近でエバンス選手を引き離して単独トップに立ちました。後半、水分を補給すると気持ちが悪くなり何度か吐きそうになりましたが、水分摂取を抑えてペースを維持して逃げ切り、優勝を果たす事ができました。
今回、苦手としていたスイムの上がる位置がいつもより良くなりました。7、8月とチーム合宿においてスピードを単に求めるだけでなく、いかにオープンウォーターで速く強く泳げるかを意識して練習に取り組みました。その結果、フォームを固められた事が成果として表れた要因であると思います。バイク、ランにつきましても高強度の練習を積めているので、次戦の世界トライアスロンシリーズ横浜大会では、世界の強豪選手に気持ちで負けないよう積極的なレースを行いたいと思います。今後ともご支援のほど宜しくお願い致します。


by cycle-sports | 2012-09-25 08:00 | レース情報